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久留米の高ちゃんの事・・・。(その二)
高ちゃん(高太郎の箸休め)にお願いしたロッドは、長さも番手もアクションも全て彼におまかせの、オーナー無責任仕様・・・。たしか以前に、ペア(ブランディン)と会って「作ってやるから・・・」と言われてお願いしたロッドも彼任せ仕様でしたし、マリオのロッドも「お好きなヤツを」ってお願いしました。SCOTTでJimmyのデザインするグラファイトには結構うるさく注文しますが、僕も元職人ですし、ケーンロッドに関してはやはり作り手に任せるのが良いのかと・・・。もちろん彼には少しプレッシャーになったのかもしれませんが、元大工の彼の職人気質とキャスティングの腕前は知っていたので、どんなロッドを彼が作るのかとても楽しみでした。で、しばらくたってやってきたロッドは、まるでフルチューンのレーシングエンジンみたいなテーパーで、彼曰く「マサ兄は、フォルスキャストが早いから・・・」と一言。少しオーバーレヴしただけで、ブロックからコンロッドが足を出しそうな(エンジンの話です)カリカリ仕様ですが、振ってみると意外とコントローラブルなのにはビックリでした。また、グリップからストリッピングガイドまではほとんどノーテーパーで、「こんなロッドいつも作っているの?」って聞くと、「このロッドだけ・・・」とのお答えでした。
最近では、売れっ子ビルダーの高ちゃんで、注文しても1年以上待たなければならないとの事ですが、体に気をつけて頑張って欲しいです。

高ちゃん、春に九州に伺いたいと思っていますので、「尺ヤマメ」をヨロシク!!

写真は何人かの皆さんから、「グリップを見せろ!!」と、言うことでしたので再撮影です。
ちなみに、彼のサインやロッドモデル名がリール側(裏側)になっているのは、「釣りの最中にはロッドが気にならなくなるようなロッドにしたいから」って聞きました。
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by masakatsumata | 2007-02-02 07:19 | その他
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